歴史鉄塔研究所
上越幹線

中津川第二水力発電所から亀戸変電所まで216Kmで結んでいる154KV送電線
鉄塔 国産部材(石川島造船所製) |
電線 硬銅撚り線250mm(建設当時) |
1922年(大正11年)群馬前橋まで完成し暫定送電(第一期区間・群馬前橋まで完成)
1921年(大正10年)東京電燈により中津川発電所付近から建設進められ1922年(大正11年)の中津川第二発電所の
運転開始(1922年・大正11年11月)と共に群馬県前橋市内まで上越送電線(上越線)として暫定送電をしていた模様です。
1924年(大正13年)群馬前橋から亀戸まで完成し全区間で送電開始(第二期区間完成)
群馬前橋から亀戸まで建設が進むなか、1923年(大正12年)群馬新潟県境(上越国境・高石山)付近で積雪沈降のため
鉄塔の一部が座屈する事故が発生、急きょ送電ルートの変更を余儀なくされ、鉄塔26基の移設及び改造を行いました。
国内有数の豪雪地帯の厳しさは予想を遥かに上回っていたようですが、翌年には亀戸まで完成し全線で運転を開始しました。

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