時代は流れて・・
井田変電所構内の南武線35号鉄塔です。
ここ数年に渡り、2〜3基ごとの区間建替増強を行っている南武線・・
今回、南武線の砦的設備(変電所)!?を含む区間での増強が竣工しました。
南武線33号鉄塔です。
今回は既設の南武線33号鉄塔の改造を含めて4基の増強が行われました。
尖がった架空地線1条支持の頂部も2条支持の腕金に改造されました。
これにより塔高が数メートル低くなりました。
南武線34号鉄塔です。
大規模治水工事を見守っていた初代34号鉄塔も今回生まれかわりました。
どの鉄塔も建物に隣接した狭隘な土地なので、塔体もコンパクトになっています。
井田変電所構内の南武線35号鉄塔です。
鉄塔のみの増強で変電受電のケーブル化はされず既設のままになっています。
懸垂分岐が解消された併架の南崎線のJP装置です。
、JP接続も圧縮せずに簡素化(端子プレートとコネクター使用)されました。
区間分断を考慮しているのでしょう。
新35号の誕生により南崎線特2号鉄塔も除却されました。
南武線36号鉄塔です。
旧鉄塔はBT化されていました。
初期に建替増強が終わった南武線の若番側(左より31号、30号と前回増強の29号、28号)です。
新鉄塔のその殆どが同型タイプの懸垂がいし装柱です。
特殊な装柱鉄塔を除いて、設計での合理化をしているのでしょう。
今回の砦区間増強竣工により残された区間・・
ビルに囲まれた最若番側(1〜5号・・JR−E電車の南武線横断あり)
旧操作場を跨ぐ大鉄塔(8〜9号・・JR−E横須賀線他横断のロングスパン)
南武線での最狭隘地域(21〜25号・・JR−T東海道新幹線横断あり)
実はこれからがホントウの砦なのかもしれません・・
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