制限重鉄塔
横浜火力北線46号鉄塔です。
低地上高対策により鋼管鉄塔に増強されました。
6回線併架(交差)鉄塔なので鋼管鉄塔を採用していますが
鉄塔敷に制限があったのでしょう・・特殊な基礎設計となっています。
鉄塔の設計上の根開きが、確保できずに下部の主柱材が垂直となっています。
古くから存在する鉄塔の周囲が宅地化されるのは頷けますが
今後このような特殊設計をせざる得ない事例は増えるのでしょうか・・
6回線併架装柱ですが
上段が154KV横浜火力北線
中段が154KV横浜火力南線
下段が66KV保土ヶ谷線
となっています。
鉄塔を見上げると複雑ですが、セクションにはなっていません。
上段の横浜火力北線は電線が継ぎ足してありますが、中段の横浜火力南線は
そのまま緊線されていました。
解りにくいですが、梯子が並んで二基(左右)装柱されています。
二連梯子の装柱は各回線が接近(腕金が短く)しているので
各(左右)回線ごとに昇塔する梯子を変更するのでしょう。
主柱のフランジ沢山・・昇塔が大変そうです・・
老番側の横浜火力北線47号鉄塔から(左が最終の旭変電所)46号を望む。
増強前の横浜火力北線46号鉄塔です。
154KV級鉄塔では神奈川で上位に入る重鉄塔でしょう・・か・・
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