中東京幹線増強巡視(西毛長瀞区間6)
現在進行中の中東京幹線増強(巡視1)の続きです。
今回は間瀬湖の畔の中東京幹線(旧319号)から児玉線との接続鉄塔(巡視2中東京幹線321号)までの
区間でのヘリコプターによる延線予備ロープの延線の様子です。
500KV新岡部線43〜44号間の上部横断交差箇所です。
新しい鉄塔も完成し、新岡部線も延線中は安全の為に停止しています・・しかし高い鉄塔です・・
ヘリコプター延線は若番側から開始され、間もなく新岡部線交差鉄塔に到着です。
進入してくる延線ヘリコプターです。
下部に錘の白球が下がっています。
鉄塔では赤いベストを着装した作業員の方が待機しています。
しかし、150m級の鉄塔に昇るって大変でしょうね・・でも眺めは最高なんでしょうね・・
ドア全開のヘリコプターからは、クルーが身を乗り出して・・緊張の一瞬です。
最上部の架空地線の腕金先端には延線ロープを受けるバーがあります。
延線ロープ確保成功です。
見た目では腕金の上にロープを垂らす感じでした。
延線に活躍した富士ベル204B2ヘリコプターです。
運行は東京電力、中部電力共同グループ会社の新日本ヘリコプターが担当しています。
なお、通常から両社の送電線の巡視や工事運搬を行っています。
ヘリコプターは線路に対して平行に延線して、鉄塔を過ぎると
延線ロープの引き出しを留めてホバリング(空中停止)します。
今度はそのまま鉄塔の腕金と平行するように機体を回転します。
そして留めていた延線ロープ静かに下ろします。
新鉄塔321号(右)と新しい旧324号鉄塔(左)です。
今回の延線は、新しい旧324号鉄塔まで行いました。
遥か昔の東京電力のTVコマーシャルに颯爽と登場した延線ヘリコプター・・
その時の映像が今回鮮やかに蘇りました・・
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