旧き佳き鉄塔1

京北線88号鉄塔です。

昭和5年建設の河川横断の大鉄塔は、ついに今回増強対象となりました。

ほぼ全区間で増強している京北線では、原型鉄塔は残り2基(91、93号)となりました。

新鉄塔は荒川河川横断の径間長であることから、塔高に設計されています。

建設位置は元位置ではなく若番側になっています。

凄い・・新旧鉄塔・・です。

腕金主柱の位置から新鉄塔は4回線鉄塔となっています。

いずれ66KV線路が増架出来る設計のようです。

天に向かって・・垂直の頂部で組み立てが続きます。

京北線88号から見た若番側です。

手前は増強欠番による京北線85号鉄塔で、交差紅白鉄塔は志木線46号鉄塔です。

懸垂がいし装置は、電線がぶれないよう固定していました。

遠景の新旧88号鉄塔です。

旧鉄塔が塔高50mなので、その高さが比較できます。

電線に防護管があることから、張替せずに継ぎ足しの移架で竣工するのでしょう。

電線が銅線ではなく比較的新しい、アルミ線なのもその理由でしょうね。

88号鉄塔と同型の鉄塔で仲良く建替になる京北線89号鉄塔です。

89号鉄塔は河川敷にあるので、10m位ある大型の独立基礎設計です。

近年、デジタルビデオのCMに登場したりと・・大忙しでしたね・・

増強前の赤い下地の最後の88号です。

旧き佳き時代の姿を・・


見聞録ホームへ

埼玉・群馬送電センター

まえへ

つぎへ