ケーブルジャンパー増強3
中東京幹線424号武州線併架鉄塔です。
上部の中東京幹線撤去に伴い、武州線10号増強でも使用されたケーブルジャンパー工法を行っています。
下部の分断停止出来ない武州線を仮にケーブル化して安全を確保します。
ケーブルジャンパー装置は地上で作り込み(メッセンジャーワイヤーやがいし類組立)を行い塔上に吊り上げます。
若番側のケーブルジャンパー吊り上げ中です。
老番側のケーブルジャンパー吊り上げ中です。
ケーブルジャンパーの有機がいしには電線(JP線)が地上で付けられており上部で繋ぐようにしています。
ケーブルジャンパーは若、老番側を塔上エンジンで支持、中間をクローラクレーンで支持して同時に吊り上げます。
ケーブルジャンパーでの緊線が終了しJP線を接続しています。
電線には外したばかりのカムアロングが付いています。
ケーブルジャンパーは黄色の防護管で保護され塔体に支持されています。
中東京変電所の中東京幹線425号(左)と奥秩父線(右)です。
中幹425号〜鉄構間の電線が先行して撤去されていましたが、その構内に新たに鉄塔が建っていました。
これは予想外でしたが・・これが武州線の若番側の鉄塔(1号?)になります。
中東京幹線425号の同ルート後方に建つ武州線の新鉄塔です。
塔高のわりには大きな根開きの鉄塔です。
武州線は中東京幹線424号の中幹(上部)が撤去されると、線路角度を90度曲げて新鉄塔へと至ります。
これにより武州線は7号、6号が除却され5号より若番側は線名変更となるようです。
武州線5号よりTセメント線が分岐しているので若番側はTセメント線となるでしょう。
新たに武州線はこちらに・・中東京幹線425号より中幹424号を望む。
武州線が中東京幹線ルートとなるのであれば中幹425号はそのまま流用しても・・と思いましたが
中幹425号は敷地外ですし・・古い鉄塔の66KV改造等をするより新たに鉄塔を建てたほうが良いのかもしれません・・
ケーブルジャンパーの緊線(地度調整)中です。
浮かんだ長幹・・接続完了です。
武州線7号から老番側です。
上部に奥秩父線が交差することから電線を水平配列にしています。
これらの電線の地上高確保も今回の増強の理由でしよう・・
中東京幹線424号の工事敷(中幹423号と一緒に)です。
すでに新しい電線ドラムが置いてありました・・
新たに武州線となる中幹424号・・紅白塗装も銀系に塗り替えでしょう・・か・・
見聞録ホームへ
埼玉・群馬送電センター
まえへ
つぎへ