歴史ある幹線鉄塔
66KV東京内輪線
1925年(大正15年)建設(↑は相武線です)
(基礎に初めて鉄筋コンクリートを採用)
花畑変電所(東京都足立区)から鳩ヶ谷変電所(埼玉県鳩ヶ谷市)、和田堀変電所(東京都杉並区)
洗足変電所(東京都大田区)等を経て旭変電所(横浜市鶴見区)に至る総延長88Kmの線路(当時)
当時、数多くの電力会社が独立した送電線を建設し市場(需要)拡大を図っており、その送電系統は
複雑かつロスが多大なもので、これらを効率よく連係し電力融通する線路として計画されました。
全線路の運開は1935年となっていますが、部分運開は1928年(昭和3年)10月3日となっています。
一説には、昭和4年には大部分の線路が完成し機能を発揮していたようです。
現在も、足立線、鳩ヶ谷線、宮前線、舟渡線、練馬線、野方線、杉並線、駒沢線、千鳥線、相武線等(花畑から順)に
名称を変え一部地下化されていますが、当時のままのルートで都内を貫いているのは、賞賛すべきことでしょう。
なお、内輪線路建設に当っては
谷村線ルート(現在の杉並線)(現在の目白線は谷村線から増強)と
谷村線分岐六郷線ルート(現在の杉並線、高井戸線、駒沢線、千鳥線)(現在の安方線は分岐六郷線から増強)を利用しました。
相武線の最終鉄塔、この先は暫く地中線です。
住宅密集地の可愛い鉄塔です。
また架空線路へ・・駒沢線・・
最近は建て替えが進んでいます。
建て替え後は鋼管単柱の美化鉄塔が多いです・・杉並線、駒沢線・・
矩形鉄塔が多いのは杉並線です・・高円寺の商店街を貫いて・・
詳細は杉並線夜間工事を!
なんか紳士的な雰囲気の鳩ヶ谷線
様々ですが内輪線は今も頑張っています。
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