歴史ある幹線鉄塔

77KV 谷村線 (現在は66KV)

 

1913年(大正2年) 建設

鹿留水力発電所から新宿戸塚変電所まで95Kmで結ぶ(当時

日本初の77KV長距離送電線です。

新宿戸塚変電所とは現在の目白変電所です。

1914年には谷村線から分岐する分岐六郷線(分岐〜六郷変電所まで17Kmの線路)を建設しました。

現在でも都心で重要な役割を担う東京内輪線の前進はこの谷村線です。

初代谷村線は昭和30年前後に廃止され鉄塔の一部が他の線路に流用されました。

また、現在も一部の初代鉄塔が残っているのを見ることができます。

 

現在も神奈川県藤野町や津久井町(現、相模原市)、東京都八王子市に残る初代の鉄塔です。

しかし、二代目鉄塔の建設が大正12年とは・・僅か10年で建替えられたことになる?

 

初代の鉄塔を一部流用し誕生した道志川線は現在も健在です。

山梨県上野原市に残る初代流用鉄塔は周りの木々に埋もれながらも健在・・


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