超高圧ネットワーク送電線
275KV 東京西線
新多摩変電所から西東京変電所までを鉄塔77基で結んでいます。
昭和50年6月に運開しました。(建替え)
初代の東京西線は1951年〜1958年にかけて建設された、電源開発の田子倉発電所から
西東京変電所までの送電線で中東京幹線の前身にあたり西東京幹線といいました。
その後、中東京変電所に引き込み現在の原型となり(初代)
増強(建て替え)工事で接続先を新多摩変電所へ変更し
新多摩変電所〜西東京変電所となりました。
増強工事期間中、一部地域で鉄塔建設反対が起こり工事が約4年中断する
アクシデントもあり、関係者は電力流通に冷や汗を流したエピソードも残されています。
1953年には東京八王子の西東京幹線で世界初の2導体化(2区間)に成功しました。
ラジオへの雑音を減少し、コロナ放電にも効果がありました。
また同じ時期に電源開発の只見幹線(田子倉発電所から西東京変電所)が完成しました。
この田子倉発電所を起点とする2大ルートは超高圧送電の革命的出来事であり
現在も概ね当時のままの系統で活躍しています。
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