武蔵野線に異変4

3線路に分割された武蔵野線のうちの武蔵野連絡線で電線撤去が行われています。

関連ページ・・小説「鉄塔 武蔵野線」について・・武蔵野線に異変1・・武蔵野線の新鉄塔・・武蔵野線に異変2・・武蔵野線に異変3

武蔵野連絡線18号鉄塔(武蔵野線62号)です。

武蔵野連絡線の電線撤去工事にあたって区間(工区)を別けて若番側から施工しています。

1号〜4号、4号〜12号、12号〜18号、18号〜21号、21号〜24号、24号〜2号(武蔵野線)

電線撤去には予備線(延線ワイヤー)送り出しのドラム場と巻き取りのエンジン場が必要で

直線間をつないで角度鉄塔を拠点として巻き取り作業を行うために径間数が異なっています。

18号鉄塔では若番側の電線を撤去した段階でステー(地支持線)がありました。

老番側の電線撤去が完了すると同時に鉄塔が解体がされました。

武蔵野連絡線は電線撤去と鉄塔解体を別けて施工するようで、まだ各鉄塔は残置されていますが

18号鉄塔は先行して解体(9号鉄塔は上部解体済み)されました。

武蔵野連絡線19号鉄塔(武蔵野線63号)です。

平成10年の62号の建替で懸垂がいし装置をバランス耐張化に変更していました。

62号〜63号間で関越自動車道を横断することから高速からよく見えました。

武蔵野連絡線20号鉄塔(武蔵野線64号)です。

20号と21号は共に塔高55mで線路下に浄水場が建設されることから増強されました。

武蔵野連絡線21号鉄塔(武蔵野線65号)です。

武蔵野線(小説)時代には畑でしたが宅地化されています。

若番側の電線撤去が完了しました。

JP支持の長幹がいしには碍子カバーがつけてあります。

21号の鉄塔敷です。

主脚にはマグネットの黄色い”回転部注意”の札があります・・ご安全に!

長幹がいしは降ろされて老番側の電線の中相の作業中です。

懸垂がいし装置から電線を外す緊線解体中です。

武蔵野連絡線22号鉄塔(武蔵野線66号)です。

電線が吊金車に掛かっています。

22号の鉄塔敷です。

隣(横断)がJR-Eの武蔵野線の線路なので電車からもバッチリです・・

鉄塔はフェンスで囲まれました。

武蔵野連絡線23号鉄塔(武蔵野線67号)です。

増強鉄塔が多い武蔵野連絡線のなかで23号は原型鉄塔です。

22号鉄塔から老番側を望む。

23号鉄塔は線路角度が思っていたよりあります。

武蔵野連絡線24号鉄塔(武蔵野線68号)です。

懸垂がいし装置から電線を外す緊線解体中です。

腕金には電線を引き下ろすクローラ大金車が設置されています。

老番側の武蔵野連絡線25号鉄塔(武蔵野線68−1号)です。

次の片山線1号(武蔵野線68−2号・上部併架)から武蔵野線2号(武蔵野線68−3号)へと武蔵野連絡線は至ります。

電線撤去工事は新座変電所構内に移行しました。

  

〜「鉄塔 武蔵野線」(銀林みのる著SB文庫版)武蔵野線新旧鉄塔対照表より抜粋〜

鉄塔たちの形状は永続的なものではない。

彼等は頻繁に改造・改修・複雑化、時には廃棄・解体され、その有様を変えてゆく。

私たちが見ているのは鉄塔の束の間の姿なのだ。


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