高瀬川2系統

大正13年建設の高瀬川第五線で

高瀬川第五水力発電所と中の沢水力発電所を結ぶ22KV線路です。

 

こちらは大正11年建設の高瀬川第一線で

高瀬川第一水力発電所と大町発電所を結ぶ6KV線路です。

”6KV”は配電線と同じ電圧ですが、扱いは送電線路です。

2系統は現在共にほぼ建て替えられています。

 

高瀬川第一水力発電所から延びる高瀬川第一線とは別の系統”水路線”

送電線なのか設備管理用電源線なのか不明ですが、

昇塔者タグ掛けが付いているので送電線扱いなのでしょうか?

さらに高瀬川第一線と平行して鉄塔や鉄柱がありました。

左は”水路線”が乗せてあります。

右は中部電力の配電線でしたが、

この”鉄塔や鉄柱”こそ建て替え前の高瀬川第一線だと思われます。

高瀬川水力発電所は第一から第五までありましたが

昭和54年新高瀬川線の新高瀬川水力発電所の完成により、第2、3,4発電所は

廃止されたのでしょうか?興味が尽きませんね。

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