送電鉄塔なんでも事典3

タブレットハンガー

上部回線表示と同位置に取付られているタブレットハンガーはそれぞれ異なる突起が付けられており

それにピタリと合うタブレットという札を各保守管理事業所で管理しています。

塔上作業する際に工事該当回線のタブレットを現場に持参し作業前に合わせます。

工事する回線であればタブレットとハンガーは一致しますが、もし合わなければそれは

工事対象外の回線で誤りというヒューマンエラーを防ぐことが出来ます。

また、現場責任者(作業員すべての場合もあり)は工事該当回線の腕章(工事回線が2号線なら”2L”と表記)を付けています。

通常、鉄塔装柱は各回線共に同じなので、複数の事項で確認して事故防止を図っています。

タブレットハンガーは小型なので高塔ではよく見えません・・

線路札、上部回線表示札、タブレットハンガーが並びます。

通常タブレットハンガーと上部回線表示札は同じカラーで揃えてあります。



昇塔者タグ掛け

詳細は不明なるも、責任者が昇塔時に、タグを掛ける

のをみ見ましたので、タグ掛けです。

主には回線番号色札の下に付けられています。


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