送電鉄塔なんでも事典24
がいし2(耐塩)
名称の通り、耐塩(汚損)に優れている懸垂がいしです。
耐塩用懸垂がいしの種類
250_ 耐塩用懸垂がいし ボールソケット型(120KN、165KN)
320_ 耐塩用懸垂がいし ボールソケット型(210KN)
400_ 高強度耐塩用懸垂がいし ボールソケット型(330KN)
JP支持で装柱されている耐塩用懸垂がいしボールソケット型です。
耐塩がいしにクレビス型はありません。
ひだが特徴の昭和30年代に塩害対策用に登場した耐霧がいし(スモックがいし)です。
産業の発展に伴い沿岸部の工業地帯では、懸垂がいしで対応しきれずに開発されました。
現在でも装柱されていますが、耐塩用懸垂がいしボールソケット型にその座を譲っています。
面白いのは比較的汚損の少ない埼玉県内の中東京幹線でも装柱されています。
送電鉄塔見聞録TOPへ
送電鉄塔なんでも辞典TOPへ
まえへ
つぎへ
注意
当サイト内の写真及び記述の無断使用、無断転載は固くお断りします。
必要な方は必ずご連絡下さる様お願いします。
※このサイトは掲載企業とは何ら関係がありません。