送電鉄塔なんでも事典11
ジャンパー(JP)開放
工事や保守などで一時的にジャンパー線を外して、特定区間の送電を停止することです。
該当線路を変電所で開放すと線路停止となり運用上不都合が生じることからJP開放操作が行われます。
ジャンパー開放が行われている鉄塔です。
右の電線のジャンパーが外されています。
区間停止や分断停止等と称され鉄塔増強(建替)工事など、大掛かりな工事で主に適用されます。
66KV級や154KV級が主幹線(昭和30年より前)だったころは諸事情(季節による発電の変動)で頻繁にジャンパー操作を
行っていましたが、あまりの多さに開閉塔(所)を設置し操作が解消したという逸話ものこっています。
ジャンパー開放
ジャンパー線を切放す(開放)ことです。
工事などで運転中の線路の途中等を停止する場合に
ジャンパー線を外してその箇所の電力を遮断します。
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