送電鉄塔なんでも事典2

鉄塔番号札

鉄塔に付けられている番号札です。

線路名、鉄塔番号(号数)、建設(運開)年月、塔高が記された一般用番号札と

線路名、鉄塔番号(号数)、電力会社連絡先が記された公衆用番号札があります。

一般用番号札です。

これを確認出来ればその鉄塔の建設年度も解るお宝札です。

強化プラ製ですが経年劣化し文字が見えなくなっている札も時々見られます。

強P採用前は鉄製(ホーロー製)で、古い鉄塔には残っている(時々あります)かもしれません。

比較的新しいアルミ製の一般用番号札です。

四隅の穴は札取付用ステンレスバンドの通し穴で、強Pはバインド線を通す丸穴があいています。

東京電力創設期(昭和26年)のアルミ製の一般用番号札です。

・・さすがにもう残ってないでしょう・・

昭和50年代後半から取付られるようになった公衆用番号札です。

一般札より大きく電力会社にその鉄塔の番号が知らせられるようにした札です。

通常は一般用番号札と公衆用番号札の両方が取付られています。

電力会社への連絡が目的なので企業地内など関係者のみ接近できる鉄塔には一般札のみの場合があります。

1000KV設計(西群馬幹線)鉄塔に採用されている一般用番号札と公衆用番号札を合わせた札です。

公衆札に建設(運開)年月、塔高が記されており、この札がある場合は一般札はありません(探したけど・・)

最近は1000KV設計以下の鉄塔でも(群馬が多い)見かけます。

併架鉄塔で(異なる線路がある)鉄塔上部に取付られた線名札です。

併架鉄塔の場合は上部線路の線名が一般札に記されていることが多いです。

(下部の線路はこの札のみで線名を確認するのは双眼鏡が必要です・・)

線名と回線表示が記されている新しい線名札です。


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