さよなら高圧線(東京老番)
さよなら高圧線(神奈川若番)の続きです。
在日の南系、新丸子線11号鉄柱です。
東急目蒲線の軌道敷に建っている鉄柱です。
多摩川こ越える新丸子線7号鉄塔です。
径間にはラインスペーサーが装柱してあります。
新丸子線6号と同じく昭和60年に増強建替された大鉄塔です。
昇降器用のレールと各相の位置にステージが設置されています。
(左)昭和60年の増強建替前の新丸子線6号です・・右方に南系鉄柱も見えます。(※)
(右)送電以外の活躍・・いつもスペーサー径間には数多くの水鳥が羽を休めています。
(※)この画像は図書館で許可を得て複写しています(何年も前で書籍名は失念しました)
新丸子線8号鉄塔です。
新丸子線7号からの高低差の関係から懸垂がいしは逆向き装柱です。
新丸子線8号から北系、南系と2分岐していました。
線路廃止により鉄柱の基礎部で溶断された新丸子線11号です。
電線とがいしが外された新丸子線21号鉄柱です。
電線や装柱品が無くなっても回線表示札などが残っています。
鉄柱の昇塔には梯子ではなく転落防止器具(ガイドレール・エスコートレール)と
ステップボルトが一体化した足場を使用しています。
新丸子線23号門型鉄塔です。
新丸子線23号〜25号間は下丸子駅構内のために門型鉄塔です。
新丸子線27号最終鉄柱です。
この鉄柱に隣接して東急目蒲線の受電設備があります。
運転中の新丸子線27号です。
次の28号で矢口変電所へと至っていますが、分断されて電線は支線となっていました。
あたり一面が野原のころから、この地にあった高圧線。
目まぐるしい近代化への変貌を見届けた高圧線。
小さな高圧線は、人知れず静かに幕を下ろしました。
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