癒し系統〜壱回線の世界〜
66KV 電研赤城線
66KV電研赤城線5号耐張鉄塔です。
千貫沼線8号鉄塔から分岐した電研赤城線は赤城山麓に位置する電力中央研究所の赤城試験センターへ給電しています。
昭和54年には実際に1000KVを課電できる赤城UHV試験線(鉄塔3基)を建設し、数多くの実証実験が行われました。
10導体を装柱した赤城UHV試験線の電線は現在撤去されていますが、3基の大鉄塔は今も残っています。
西群馬幹線等のUHV1000KV設計(現在500KV運転中)送電線の実用化には電研赤城線も一役買っていたようです。
6本の支線を持つ電研赤城線6号耐張コン柱です。
電研赤城線は5号まで鉄塔で支持した垂直配列で、老番側は水平配列に変ります。
電研赤城線7号懸垂コン柱です。
運開が昭和44年7月なので当初から、木柱ではなくコン柱なのでしょう。
下部には折りたたみ梯子が装柱されています。
赤城という地域特性を考慮して架空地線が2条張ってあります・・水平壱回線では珍しい・・
唐きび畑を進む電研赤城線・・赤城試験センターへは支持物56基で結んでいます。
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