山の中で

内山峠(長野県側)の66KV東信線346号です。

2回線設計の鉄塔ですが、装柱は1回線で建設も大正8年と大変歴史があります。

塩害とは無縁の山の中の鉄塔なので、がいし装置も1連で66KV級最小限です。

腕金の上部斜材には絶縁ゴムが巻いてありました。

鉄塔内には対角材(L型鋼材ではなく鉄筋!)を結んでる●型がありました・・

●型は煙突などの補強ではありますが、送電鉄塔では他に谷村線旧鉄塔ぐらいでしょう。

15Mの鉄塔・・がいし装置の上には串型の鳥除けがありました。

スパンが短くすぐに老番側の東信線347号がありました。

若番側の東信線345号です。

山の中の静寂に溶け込みそうな東信線・・

建替えなどが及ばないことを望みます。


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