多重コイル鉄塔
大町線に凄い装柱の鉄塔がありました!
近寄って見ると分岐している各ライン、各相にブロッキングコイルが付いています。
しかも、懸垂分岐しています。
こんなのは、初めて見ました!
分岐しているのは常盤支線でした。
折り返しの鉄塔は常盤支線1号です。
常盤支線2号は僅か11mでした。
線下に保護線を張る地上高の確保も難しいのか、本線に
接近防止のタグが下げられていました。
常盤支線3号鉄塔です。
今なら”段違い分岐”する箇所ですが、昭和13年ではこのように・・
鉄塔横の道(広域農道)には高さ制限ゲートが設けられていました。
左の発電所は”昭和電工”常盤送電線の常盤発電所です。
常盤支線は常盤送電線と同じ所(昭電工場)へ繋がっています。