暫定線路変更運用

上越幹線の若番側で大規模な増強工事が行われています。

群馬県北部の再生可能エネルギーの連係の関連で、現在の上越幹線の送電容量を増やすのが目的です。

区間は上越幹線3号〜39号鉄塔間を増強建替するものです。

このような再エネ対策と経年劣化対策での大規模増強は甲信幹線でも進んでいます。

上越幹線59号鉄塔です。

上段が上越幹線で下段が群馬幹線です。

今回大規模増強に合わせて装柱変更されました。

建設当時(平成17年)の上越幹線59号鉄塔です。

上越幹線と群馬幹線が59号で交差しています。

現在の上越幹線59号鉄塔です。

上越幹線と群馬幹線の交差を解消して線路の角度を変更しています。

上越幹線の装柱変更の図です。

上越幹線の若番側が増強工事で分断することから、上越幹線40号から

分岐する吉岡変電所の受電対策が装柱変更の理由のようです。

さらに若番側の群馬幹線線路を上越幹線として暫定運用しています。

下段の群馬幹線は電線を新しくしています。

59号では既設の接続変更(腕金の追加等)は設計されていないことから

線路変更になったと思います。

暫定上越幹線48号撚架鉄塔です。

変更前は群馬幹線56号鉄塔で撚架装柱はありませんでした。

こちらも暫定撚架のようです。

暫定群馬幹線40号鉄塔です。

吉岡変電所に分岐しています。

変更前は上越幹線40号鉄塔です。

鉄塔敷まで稲穂が・・

若番側の上越幹線39号鉄塔です。

下相を鉄塔主脚に寄せた装柱も老番側の40号の改造により解消しました。

上越幹線38号鉄塔です。

鉄塔の周りは作業敷が確保されています。

流れた懸垂がいし装置はもう見られませんね。

上越幹線37号鉄塔です。

原型の懸垂鉄塔です。

上越幹線34号鉄塔です。

以前は佐久連絡線が接続していましたが現在は撤去されています。

上越幹線33号鉄塔です。

若番側の28−1号(奥の耐張鉄塔)、29号、30号は増強済のため建替はないようです。

上越幹線32号鉄塔です。

上越幹線は片回線がマルチホーン装柱です。

上越幹線3号鉄塔です。

作業敷が大きくとられています。

(左奥は西上武幹線と中東京幹線の併架鉄塔です)

上越幹線2号鉄塔です。

2号は増強されています。

金井発電所の暫定上越幹線1号鉄塔です。

変更前の群馬幹線1号鉄塔です。

暫定運用とはいえ架空地線2条の上越幹線とは!新鮮です。

暫定上越幹線3号鉄塔です。

変更前の群馬幹線3号鉄塔です。

暫定上越幹線6号と老番側です。

群馬幹線の原型鉄塔も増強により数を減らしています。

増強工事の間の暫定運用とはいえ驚きました!

あくまでも上越幹線の対策工事なので竣工すると元の運用に戻ります。

地線2条の上越幹線は今だけ運用です。


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