東京増強巡視(小川新所沢区間9)

中東京幹線の中東京変電所側のJP撤去に続き、本線廃止区間の除却が始まりました。

中東京幹線421号鉄塔(中央、421号・左、JRE線・右、新所沢線)です。

中東京幹線421号の工事用地です。

架線エンジン等機材がセットされています。

撤去は421号鉄塔より老番側が先行するために、若番側の電線を支持する仮ステーが設けられています。

仮ステーは各相2本で強固に支えています。

ステーと鉄塔は締付クランプで固定されています。

JRE線(中東京信濃川線)と併走する中東京幹線420号鉄塔です。

154KV鉄塔と高さが変わらないのが印象的です。

中東京幹線419号鉄塔です。

導体スペーサーが外された電線は吊金車工法で1本づつ引き抜かれます。

中東京幹線417号鉄塔です。

電線の撤去も上相のみとなりました。

外されたがいしです。

重汚損用の懸垂耐塩がいしが装柱されていたのも、この区間の特徴でした。

中東京幹線416号鉄塔です。

154KV線路を交わすため他の鉄塔より塔高です。

JRE線(前久保武蔵境線)と交差する416号鉄塔です。

昭和14年に建設されたJRE線を交わし運開した中東京幹線・・

新設から撤去を同位置で見つめるJRE線・・

416号鉄塔で潜ったJRE線(中東京信濃川線)は隣で分岐し中東京幹線と同じ中東京変電所に向かいます。

分岐鉄塔の右側には西上武幹線の紅白鉄塔がJRE線を交わす準備をしています・・

中東京幹線415号鉄塔です。

電線やがいしが無いと154KV級の鉄塔に見えます。

中東京幹線414号鉄塔です。

まだ懸垂がいし装置が装柱されています。

中東京幹線413号鉄塔です。

右が老番側で撤去が進み、若番側は既設電線が引留められています。

大きなクローラ金車が展吊されていることから、413号側で電線を巻き取っているのでしょう。

中東京幹線412号から若番側を望む。

次の除却を待つこの区間は増強工事が行われ鉄塔も2代目となります。

最後に西上武幹線と一緒に・・

初期の275KV級鉄塔の中でも低めの鉄塔・・中東京幹線420号です。


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