中東京幹線増強巡視(小川新所沢区間7)
震災後工事を延期していた西上武幹線の老番側で動きがありました。
現場は小川新所沢区間の新所沢変電所引込部で架線工事が始まりました。
西上武幹線249号鉄塔です。
懸垂がいし装置が装柱されています。
西上武幹線250号鉄塔です。
延線のための吊金車が展開されています。
吊金車は4導体なので各相4台吊られています。
西上武幹線251号最終鉄塔です。
こちらも懸垂がいし装置が装柱されていますが、水平部のみで構内鉄構側はまだありません。
249号も251号と同じで片側のみの懸垂がいし装柱なので、先行してこのスパンのみ架線するのでしょう。
中東京変電所に受電していた中東京幹線425号最終鉄塔と、変電所構内鉄構間の電線が撤去されました。
中東京変電所の中東京幹線受電は平成17年初頭に児玉線接続完了(西毛長瀞区間2)により
送電可能となりましたが、相前後して老番側の長瀞小川区間の増強工事が開始されたことから
平成18年の中頃には既に受電停止をしていたと思われます。
現在の中東京変電所は中東京幹線から中沢線系統に受電変更しています。
中東京幹線425号鉄塔より若番側を望む。
JP線は振れ止めが施されていました。
中東京変電所の鉄構です。
上部に線路回線札が残されています。
この鉄塔敷も近いうちには、その鉄塔があった痕跡すら覆ってしまうでしょう・・
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