京北変電所大改造3

現在増強を進めている京北変電所で京北線、安行線に続き154KV系の草加線と

66KV系の京西松原線、東尾久線の工事が本格化しています。

京西松原線の若番側や京北線、安行線の増強工事では線路を分断した停止工事でしたが

今回の東尾久線は完全停止には至らず、仮線路で充電した状態での工事です。

東尾久線5号鉄塔から若番側の京北変電所までの建替では、変電所の引込み位置が変更になり

解体待ちの京西松原線の老番側の線路を東尾久線の仮設線路として使用しています。

充電した状態での東尾久線増強工事の仮接続部図です。

工事前の東尾久線5号鉄塔(右)と京西松原線41号鉄塔(左)です。

両鉄塔に隣接した草加線22号の大鉄塔で上部を超える草加線です。

東尾久線5号鉄塔(左)と京西松原線41号鉄塔(右)です。

東尾久線の老番側で分岐しています。

仮A鉄塔です。

仮設鉄塔は鉄柱などではなく、ちゃんと鉄塔を使用しています。

仮A鉄塔の基礎部です。

仮設鋼材とたくさんの錘の組み合わせです。

仮B鉄塔(左)と仮C鉄塔(右)です。

仮B鉄塔も仮設鉄柱ではなく鉄塔で、仮C鉄塔は上部を解体した草加線22号を流用しています。

仮B鉄塔の基礎部で、後方には新鉄塔の鉄筋カゴが・・

こちらは錘ではなく、H鋼材を打ち込んでいます。

東尾久線5号鉄塔(左)と仮A鉄塔(右)で、5号の横に新鉄塔が建設されます。

既設の東尾久線は上部2回線のみで、下部は下沼田線の2回線なので

おそらく新鉄塔は新しい安行線(大改造2の)のような6回線の共架鉄塔になるでしょう。

線路径間にがいし装置があるのは大変に珍しいです。

旧京西松原線42号鉄塔です。

右側にはちょっと低めの東尾久線がありましたが解体して、現在新鉄塔の基礎工事を行っています。

なんと・・東尾久線仮4の新しい番号札がついています。

今回の工事で草加線はルートを変更し、先に建設された変電所構内の鹿浜線1−1号に繋がります。

電線が外され空鉄塔になった草加線24号です・・なんか寂しいです・・


見聞録ホームへ

埼玉・群馬送電センター

まえへ

つぎへ