東北電力の鉄塔33
多種多様装柱
中越地方の66KV柏崎線です。
柏崎線は住宅街の目立たない送電線ですが、支持物(装置)が多種多様です。
標準型耐張鉄塔の柏崎線10号鉄塔で高い鉄塔です。
線間にはラインスペーサー(がいしタイプ)が装柱されています。
環境調和鉄塔(鋼管単柱)の柏崎線11号鉄塔です。
塔上部は黄色く塗装されています。
環境調和鉄塔の基礎部です。
すべてのボルトはダブルナットで、緩み防止処置が成されています。
懸垂(V吊型)鉄塔の柏崎線12号鉄塔です。
12号鉄塔の下部は嵩上げされていました。
若番側の環境調和鉄塔化増強の時に、嵩上げしたのでしょう。
耐張鉄塔の柏崎線13号分岐鉄塔です。
この分岐装柱は現在、東(北)電でも減少しているので貴重な装柱になっています。
13号鉄塔から分岐した線路は、1径間(次の鉄塔)で変電所へ至っていました。
分岐はJPからで、アークホーンは耐雷型を装柱しています。
懸垂(I吊型)鉄塔の柏崎線14号鉄塔で新しい鉄塔です。
鉄塔敷はコンクリートが打ってあり、主脚の根巻きにはチョークで”A脚”とまだ残っていました。
重角度耐張鉄塔の柏崎線15号鉄塔です。
長幹がいしと腕金の間は長く、JPも大きくなっています。
15号鉄塔も14号鉄塔と同時に増強したようです。
増強建替時に既設の電線を足さずに、そのまま使用しているのでしょう。
柏崎線は一見、標準型鉄塔が並ぶ線路のようですが、色々な発見ができました。
最後に・・月夜の標準型耐張鉄塔・・柏崎線10号鉄塔でした。
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