電源開発の鉄塔10
北本直流幹線
北海道側の函館変換所です。
北本直流幹線は北海道(函館変換所)と本州(青森側上北変換所)を直流±250KV(600MW)を結ぶ連係送電線です。
線路は陸上部(架空送電線)124Kmと海峡部(海底ケーブル)43Kmで亘長167Kmとなっています。
昭和54年12月 運開 125KV(1極) 150MW
昭和55年8月 増強 250KV(1極) 300MW
平成5年3月 増強 ±250KV(2極) 600MW
北本直流幹線1号鉄塔です。
海峡部送電を考慮した直流±250KV送電なの普通(交流)の鉄塔とは異なります。
北本直流幹線2号鉄塔です。
上段の2条(小腕金)が帰路線です。
運開時は下段架が1条(1極)でしたが、平成の増強で片側を増設(2極)しました。
北電側へ至る七飯連係線(次へ)1号鉄塔です。
震災後に連係線の重要度が高まり、現在の容量から更なる増強が検討されています。
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