中部電力の鉄塔28
他社併架鉄塔
中信松島線5号鉄塔です。
中信松島線5〜9号鉄塔の区間で昭電赤松線が併架されています。
他事業者の回線を併架することは、無い訳ではありませんが
通常は電圧が高くなるほど上部に装柱されています。
このように154KV(中信松島線)の上部に44KV(昭電赤松線)が来るのは珍しい装柱です。
赤松線には架空地線が装架されていません。
中信松島線6号鉄塔です。
赤松線は長幹がいし装柱で、中電設備は懸垂がいし装柱と異なります。
赤松線の腕金には”A・B・C”とセンス相札がありました。
赤松線の方が古ければ、そのルートを利用して中信松島線を増強した・・と解釈出来ますが
戦前の中信松島線と戦後の赤松線なので、どのような経緯があったのでしょう。
中信松島線に松原岡谷線(下段)を増強する時に併走していた赤松線を併架したのかも知れません。
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