市街地改修工事2
市街地改修工事1の続きです。
埼上線65号鉄塔です。
鉄塔のオフセットも、ほとんどありません。
埼上線66号鉄塔です。
耐張鉄塔はJP支持の膨らみが特徴です。
埼上線70号鉄塔です。
下段の桶川線の片回線が撤去されています。
電線撤去と同時に腕金も撤去しています。
埼上線71号鉄塔です。
71号は地中線に分岐しています。
70号は下段ですが、71号は上段の片回線が撤去されています。
複雑に見えますが、先行して下段を撤去(埼上線69号〜73号)して上段を繰り下げています。
線路構成では下段の桶川線を撤去して、上段の埼上線の2回線の単独化となるようですが、
52号鉄塔では若番側の桶川線に支持していることから設備(電線)は
埼上線で線名は桶川線に変更されるかもしれません。
なお、以前あった(埼上線61号)の地中線は撤去されています。
埼上線73号鉄塔です。
71号繰り下げにあたり先行して下段を撤去しています。
下段回線の撤去で鉄塔敷には機材があります。
73号は撤去の老番側の一時的支持のため
斜材等鉄塔各部の補強材が追加されていました。
埼上線75号鉄塔です。
愛宕町変電所に受電しています。
変電所構内には最近少なくなってきた屋外設備が並びます。
愛宕町変電所へは上段の埼上線から分岐しています。
構内鉄構の母線の銅の緑青がいい感じです。
埼上線76号鉄塔です。
上段の埼上線のみ懸垂がいし装置に装柱変更されています。
埼上線70号鉄塔です。
この鉄塔で角度を曲げて(左側)4回線共に上尾変電所へと至ります。
上尾変電所の運開以前はこのまま線路は直進していました。
現在は埼上線のみ2回線が直進しています。
直進上の吉野線80号鉄塔です。
線名は吉野線ですが鉄塔番号は埼上線と同じです。
埼上線と同じ装柱でしたが、平成20年頃に下段回線は撤去されました。
天沼線13号鉄塔です。
13号は吉野変電所(左の白い建物)に受電しています。
昭和40年代後半から採用の昇降機レールと作業ステージのある
大型の鋼管鉄塔で建設は昭和51年です。
吉野線86号最終鉄塔です。
現在、吉野線は天沼線13号で支持しています。
天沼線も以前は岩槻線でした。
上尾変電所の運開から、いくどとなく変更されてきた系統ですが、
送電線路自体は、鉄塔や系統が変わっても、そのままで引き継がれています。
今後も需要に合わせて変動していくことでしょう。
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