風の存在
昭和30年代建設の常陸大宮線25号撚架鉄塔です。
常陸大宮線は障害物も何もない田圃を進みます。
鉄塔敷には稲穂が、、
まるでそこには鉄塔など存在しないような光景です。
緑のジュータンの反射で、懸垂がいしの裏側もミドリになっています。(画像では解りませんが。。)
常陸大宮線23号鉄塔です。
田園の線路にしては塔高があります。
電線が銅線なので、その弛度(重み)を考慮しているのでしょう。
中相には若干のオフセットが付けてあります。
また、どの鉄塔の腕金にも鳥避けが装柱してありました。
全国的には見れば珍しい風景ではないですが、つい撮影してしまいます。。
鉄塔も田圃も共に風のような存在で何時までも残ってもらいたいものです。。