1KV線路
11KV田代川第二線の1号鉄塔です。
田代川第二水力発電所と早川第三発電所を結んでいます。
2号鉄塔は谷を超えるとあります。
鉄塔は田代川第一線に比べ、とても立派で、11KV鉄塔には見えません。
途中の山越えでは1回線毎の鉄塔になっている所がありますが
険し過ぎて近寄れませんでした。
また避雷針が付けられた鉄塔もありました。
鉄塔の構造や1回線毎の鉄塔のことを考えると元は
4回線だったのかもしれません。
田代川第二線と併走して”転付線”という線路もありましたが
こちらはパンザーマストが多く、険しい山にはきつそうでした。
十基ほどで早川第三発電所に到着します。
避雷針が付けられています。
右が頑張っている”転付線”で、初め見たときは”索道の支柱”かと思いました。
”索道”
山岳地帯での送電線建設で使用する仮設の部材搬入用のゴンドラ(リフト)で
鉄塔位置決定後、山を切り開き最初に”索道”引いてから本工事に入ります。
最近はヘリコプターが多用されていますが、送電線建設には無くてはならない
のが”索道”です。
ちなみに”索道”には法律上、人は乗れません。
昔の電工さんは、遥か頭上の”索道”の鉄塔部材を見上げながら、何時間もの時間を
費やし、険しい山を登り鉄塔建設をしたのでしょうね。
ラクして車で現地行って、チョット山登るのがキツイ自分は”タダの運動不足”で
電工さんや鉄塔巡視員さんに怒られそうです。