上越幹線編１８
上越鉄構１
群馬幹線と上越幹線が交差する珍しい鉄構です。
一応、群馬幹線が大正１１年建設で、上越幹線が大正１３年建設なのですが、
”上越幹線５９号大正１１年１２月建設”となっていました。
しかし上越幹線は”大正１１年に群馬前橋まで完成し暫定送電”していた模様なので
この大正１１年説は正しいと言えるでょう。
若番側の鉄塔
上越幹線５８号 群馬幹線６７号
上越幹線５９号
上が上越幹線で下が群馬幹線で、ここで線路がクロスします。
老番側の鉄塔
群馬幹線６８号 上越幹線６０号
群馬幹線は鉄塔数には入っていませんでした。
群馬幹線６８号と上越幹線５９号の（上越鉄構）スパンが短いことから
後発の上越幹線建設時に割り入れを行ったのでしょう。
上越・群馬幹線を語る上での”上座”的支持物・・上越鉄構・・
近い将来”４回線の鋼管鉄塔”になると思われる上越鉄構・・
除却した鉄構は電気の史料館で保存して下さい・・ね
２００３年１２月・・上越幹線老番側で建替えが始まりました。
上越鉄構のみを残し新鉄塔への増強が各方向から進行しています。
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