送電鉄塔なんでも事典25

がいし3(長幹)

金属部分が少ないため、電気的特性に優れた長幹がいしです。

経済性やメンテナンス性にも優れていることから、昭和40年代に盛んに使用されました。

しかし衝撃に弱いことなどがあり、高張力箇所などでは不向きです。

東北電力や中部電力では多く装柱されていますが、東電では装柱数が多くありません。

長幹がいしは耐張使用のほかに、JP支持がいしとして装柱されています。

長幹がいしの金属部はクレビス型で、JP支持長幹がいしはボルト留型です。

154KVの長幹がいしの装柱です。

懸垂がいしに比べて長幹がいしは、増結しても確かに金属部分が少ないです。


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