門型鉄塔専門館7

大師線1

避雷針のある鉄塔大師線です。

66KV大師線は京浜急行大師線の軌道上を利用した門型鉄塔の線路です。

京浜急行は明治31年に川崎大師の参拝者の便宜を図ることを目的として

開業した大師電気鉄道がその前進で今日に至っています。

京急の軌道上送電線の歴史も大変古く、大正7〜9年にかけて自社(京急)の火力発電所(多摩川)の

発生電力余剰分(電車運行の残電力)を川崎周囲に供給し、その電力を武器に工場を誘致する要として

軌道上送電線が建設されたようです。

ちなみにその誘致された工場群が後の京浜工業地帯のルーツとなっています。

大師線の装柱は左及び中回線が大師線2回線で、右回線(老番側を基準に)は味の素門前線の1回線です。

京急の軌道上送電線(現、大師線区間)は大正14年に東京電燈(現、東京電力)により建設された

大師変電所の連携線として所有を東電に移管されたようですが、戦前(昭和10年頃)の説もあります・・

現在の門型鉄塔は昭和17年の建設となっています。

初詣でお馴染みの川崎大師に通じる京浜急行電車を跨いで半世紀以上の大師線門型鉄塔・・

大師線は現在推進中の京浜急行地下化に伴い近い将来には地中化されてしまいます。

是非、初詣の折りには「川崎大師駅」の構内頭上にそびえる「大ガントリー耐張鉄塔」を見上げてみて下さいね。


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