がいし取り替え工事2

がいし取り替え工事1の川崎火力線で前回に続き、反対側の回線の工事が行われました。

 

耐張鉄塔で電線を引き留め中

新しい、がいしが純白に輝いています。

 

懸垂鉄塔でがいしを固定中・・がいしを下で組んで一気に吊り上げます。

傘が付いたボールソケット型の懸垂がいしは珍しい・・耐塩型でしょうか?

最近、数箇所のがいし取替え工事を見ましたが、皆静かです。

幼いころ見た工事ではがいしを数個ずつ交換しており、新たにがいしを鉄塔上に

上げてもらう時に数人の職人たちが一斉に「がいし、がいし」と叫ぶのでを聞いて

すこし怖かったのを覚えています。(今はトランシーバを使っているので大声は出さない?)

また、交換した金物を布に包んで下の畑に投げるために、「ブォーズ(坊主・・私のこと)

あぶねーゾ」と怒鳴られて、畑の畦道を後退しました。

そのときは「ほれ、持ってけ」と錆びたコッタ(説明は後日)を貰いました。

ガイドレールがまだ無かった遠い昔の思い出でした。

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