地すべりによる送電鉄塔倒壊について(北陸電力)

事案概要

平成17年4月1日21時18分頃

北陸電力管内(石川県羽咋市内)で500KV能登幹線32号鉄塔が地滑りにより倒壊

他5基(29〜34号)が損壊する事案が発生しました。

送電線概要

能登幹線は志賀原子力発電所の電源線路で中能登変電所〜加賀変電所を結ぶ2回線の送電線です。

羽咋市の現場付近の500KV能登幹線です。 (昭和61年8月撮影)

倒壊の影響で損壊した鉄塔です。

地すべりは広域に及んでいるため、別のルートを確保する必要があり、完全復旧にはまだ時間を要するようです。

現在・・地すべり箇所の鉄塔を無くすため長径間に対応した大鉄塔(150M・・陸電一の高鉄塔)を建設し復旧しています。


注意

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