東京増強巡視(渋川箕郷区間3)

中東京幹線(西上武幹線)で暫定275KV運用が始まりました。

箕郷西毛区間の施工時に西毛変電所の電源を、西毛長瀞区間側(老番側)の児玉線から送電していましたが

西毛長瀞区間の工事が開始されたことにより、反対(若番側)から送電に切り替わりました。

箕郷西毛区間と西毛長瀞区間の間の西毛変電所です。

今回の工事により中東京幹線295号(若番側)の送電に切り替わりました。

渋川箕郷区間の中東京幹線221号鉄塔です。

下段は既に充電運開中(JR新箕郷線用電源)の中東京幹線ですが

221号鉄塔で上段の西上武幹線設備に接続しています。

電線に平行した腕金より縦母線(縦ブス)で下段の中東京幹線と、上段の西上武幹線設備を結んでいます。

西上武幹線設備側のBCを装柱した縦母線です。

221号鉄塔では中東京幹線1、2号線の上相を接続しています。

若番側の中東京幹線208号鉄塔です。

208号鉄塔では中東京幹線1、2号線の中相を接続しています。

各鉄塔で各回線の1相を接続しています。

下段の中東京幹線側の接続状態です。

複導体の中東京幹線の本線に対して縦母線は単導体です。

上段の西上武幹線設備側の接続状態です。

BC装柱で単導体から4導体へ接続しています。

縦母線支持の腕金は暫定使用のため一部は銀色塗装です。

鉄塔が大型なので縦母線装柱は目立ちません。

中東京幹線202号鉄塔です。

最後の中東京幹線1、2号線の下相を接続している鉄塔です。

下段の中東京幹線側の状態です。

上段の西上武幹線設備側の状態です。

202号鉄塔ではBCの装柱がありません。

増強前の中東京幹線241号(箕郷西毛区間)鉄塔です。

上、中相のみBCが装柱されているので、中東京幹線では下相のBCは不要なのでしょう。

西毛変電所は暫定で新岡部変電所の児玉線から西上武幹線設備の送電に切り替わりました。

中東京幹線を分岐送電していることから、275KV4回線のダブル中東京幹線が暫く続きます・・


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