三峰川(みぶがわ)電力株式会社

〜長野県〜

三峰川電力の中尾茅野送電線です。

三峰川電力は昭和電工の子会社として、昭和37年10月に長野県上伊那郡長谷村に

三峰川第一水力発電所を、翌38年7月に三峰川第二水力発電所を運開した電力会社です。

平成に入り昭和電工から商社の丸紅株式会社に、その経営を譲渡して現在に至っています。

 

建設が1962年(昭和37)なので、三峰川第一発電所と同時の建設なのでしょう。

丸紅では電力自由化に伴って、昭和電工からの発電所譲渡を受けて、電力事業に参入しています。

ダンパもあります・・新しく塗装もなされています。

中尾茅野送電線のこう長は約27Kmで、長谷村から北進し杖突峠を越えて

茅野市内の中部電力の変電所に連係しています。

現在、この三峰川系電力は中部電力を経由し、愛知県内の需要家に小売りしています。

しかし、丸紅が送電線を持っているのは驚きました・・

里山を進む中尾茅野送電線・・

付近の農具小屋の屋根には、錘の代わりのアングル鋼材が・・

明らかに送電鉄塔の鋼材に見えます・・


支線TOPへ

送電鉄塔見聞録TOPへ